メッセージは1通目が命～返信率９割の例文とダメな例文

今回のお悩み

「ん！新しくマッチングした！どんな話ができるだろう。楽しみ！」と思いながら最初の１通目のメッセージを送るも、全く返信がなく、いつのまにか「退会済み」と表示されていた経験はないでしょうか。せっかくマッチングしたのに、なにも発展せずフェードアウトするのは悲しいですよね。

マッチング後の1通目のメッセージは、相手が返信したくなるような内容にする必要があります。でも毎回考えて送るのは面倒だという方のために、私が実際に使っていた最初の１通目の例文と、これだけはやっちゃダメな例文をまとめました。

まず初めに大事な前提知識を書きます。ここだけでもいいので覚えて帰ってくださいね。お願いします。

女性が受信するメッセージの数はとても多い

返信しにくかったり、めんどくさかったりするメッセージは無視されます。

こちらの記事で男性と女性の平均いいねを取り上げました。

pairsの場合、男性の平均いいね数は22、女性は112でした。女性は男性の5倍～6倍いいねをもらっていますね。女性が受信するメッセージの数も同じです。一日に受信するメッセージの数は、男性の数倍にものぼります。

これらの膨大なメッセージすべてに丁寧に返信できる女性はいません。絶対いません。なのでライバル達よりも返信をもらいやすい、魅力的なメッセージを最初に送る必要があるわけです。

1通目のメッセージ　例文と意図

私が実際に使っていた例文です。返信率は9割を超えていました。

内容の解説

各文章の意図を解説します。

元気な挨拶は必須

初対面の方と会話を始めますので、まずは挨拶です。

挨拶を淡々とした文章で行うと、どうしても暗い印象になります。テンションは普段の3割増し、嘘でもいいから最初の挨拶だけは明るく元気にいきましょう。

文章ではどんな表情をしているかを伝えられないため、絵文字や顔文字は使ったほうがいいです。登場させる頻度は、１メッセージに1個以下が目安です。やりすぎるとおじさん構文っぽくなってしまいます。

貰ったいいねに対する感謝

いいねを貰えると嬉しく思うはずです。相手もプロフィールなどを読んだうえでいいねする判断をしてくれているわけですから、お礼は必要です。いいねしてくれてありがとうございますと伝えるのがベスト。

自己紹介

初対面の方には名前を名乗りましょう。これだけで誠実さをアピールできます。あなたから名乗ることで、相手もあなたのことを何と呼べばよいかが聞かなくてもわかるメリットがあります。

あなたがいいねした理由を書く

2020年5月にpairs公式サイトのコラムでこんな記載がありました。

今回のアンケートでは、多くの女性が「どれだけ自分のプロフィールを見ていいね！してくれているか」をチェックしているということが分かりました。

https://www.pairs.lv/pairs_manual/1stmsgsample/

いいねした理由をメッセージの1通目に書いてくれる人は好印象だということがpairs公式のアンケートで分かっています。この部分では奇をてらう必要はありません。その後の話題に繋がりそうな共通点を挙げればOK。

あなたと話したいです、と伝える

先述しましたがアプリではあなたの気持ちを100%反映させることはできません。

話したい相手がいるならその方に「お話ししましょう」とストレートに伝えるべきです。ここまで言ってなお無視されるのであれば、その後の見込みは0%です。悲しいですが固執している時間をほかに使ったほうが有益です。

これで完成！、、ではない

あれ、完成じゃないの？と思われるかもしれません。

ひとつ大事な要素が抜けています。それはメッセージの最後を質問で終えることです。以下で説明します。

例文に質問を付け足して完成

最初の1通目のメッセージには質問を入れましょう。これだけで返信率が１割上昇します。

どのような内容にしたらよいか解説します。

結論：ユニークな質問をすべし

私が最後に質問を付け加えるときは、やりすぎない程度にユニークな質問を含んだ一文を追加していました。

上の例文から、猫が好きなところに魅力を感じていいねしている、としましょう。

OK例文では”猫を吸う”というワードが登場しています。猫ファンは猫に鼻をくっつけて匂いを嗅ぐ行為を、”猫を吸う”と表現します。同じ猫好きでないと出てこないユニークな質問ですね。

定義：ユニークとは

〘形動〙 (unique) 唯一であるさま。また、そのものだけが他と異なるさま。独特。無比。独自。

https://kotobank.jp/word/%E3%83%A6%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%82%AF-9523

ユニークな質問は独特な質問であればOKです。面白さ、ウケ狙いは必須ではありません。

一歩踏み込んだ深い質問、マニアックな質問ができれば、ライバルたちに差をつけることができます。いずれにしても、あなた自身のキャラクターが反映されていれば問題ありません。

前提：ありきたりな質問はNG

反対にありきたりな質問はNGです。なぜならめんどくさいメッセージは無視されるからです。

受信するメッセージの数が増えれば、同じ内容をすでに質問されているかもしれません。

となってしまったが最後、返信するのがめんどくさくなって終了です。

最初の1通目に送ってはいけない内容

NG一覧

いずれも１通目のメッセージとしてはふさわしくありません。

いきなりため口

ノリが軽すぎて誠実な雰囲気がゼロです。初対面の方に向かっていきなりため口を使うなんて失礼すぎます。遊び相手が欲しい場合や同じく軽いノリでやりとりできる方をお望み以外の場合は避けましょう。

ウケを狙い過ぎる

めんどくさいメッセージは無視される、が法則でしたね。関係性も構築できていない状態でウケ狙いの文章を送っても相手に刺さる確率は低いです。笑いをとるのが好きで、自分の笑いのツボに合う人を探している、、など、こだわりがない限りはある程度無難なメッセージが効果的です。

淡白すぎる

「いいねありがとうございます。よろしくお願いします。」

だけのメッセージだと、ここから何を会話するのか、相手が考える必要があります。めんどくさいですね。やる気がないとも感じられます。

長文すぎる

ズラッと並んだ文章を読むのはめんどくさいです。

熱意のアピールにはなるかもしれませんが、長文になる場合はどこかに無駄な個所があるはずです。淡白すぎるよりもやる気が伝えられて良いと思いますが、送信前に推敲しましょう。

自虐やネガティブ発言から始まる

アプリ上のあなたは商品であり、商品をプロデュースする営業マンでもあります。自虐は手っ取り早く相手を笑わせることができますが、商品を紹介している相手にネガティブな情報を与えることはやってはいけません。

相手も「あ、これなんて返信したらいいんだろう、、無視しよ」となります。返信に困りますもんね。

いきなりLINEを交換しようとする

そもそもpairsやwithでは、１通目にLINE IDを送信することはシステム上不可能となっています。

そうでないアプリであっても、いきなりLINEを聞くのはNGです。「こんな早くにLINEを聞いてくる。ということは早く距離を詰めたい、、ということはヤリモクか業者じゃん！」との印象を与えてしまいます。

誠実に利用するなら、LINEの交換は急ぐ必要はありません。※詳しくはこちらの記事から

１通目のメッセージはマッチング後、すぐ送る

いずれの場合も、メッセージ送信可能になったらすぐにメッセージを送ります。

なぜなら待つ理由がないからです。マッチングアプリでは駆け引きは不要です。その間にとられちゃいますよ。唯一駆け引きするべきところはメッセージを送信する時間帯です。アクティブタイムに送信しましょう。

１通目は男性・女性どちらからでもいい

特にこだわる必要はありません。

メッセージ送信可能な状態になったことに気付いた側が行えばよいです。

まとめ

マッチングした後、最初の１通目のメッセージでは、

が求められます。

内容にお困りの方は是非参考にしてみてください。